中小M&A資格試験 第6回 M&A実務 問2(全21問)
譲り渡し側Z社の経営者は、長年の取引先であるW社に事業を引き継いでもらうことで、ほぼ話がまとまりつつある。経営者は、譲渡額を最大化することよりも、W社との良好な関係を保ちながら、双方の意向をくみ取って円滑に手続を進めてもらうことを重視している。ガイドラインの仲介者・FAの比較に照らして、Z社が依頼する支援機関の形態とその理由の組合せとして、最も適切なものはどれか。
不適切。双方と契約し双方から手数料を受け取るのは仲介者である。
不適切。厳格な入札方式で譲渡額の最大化を図る場合はFAの活用例であり、Z社の重視する点と異なる。
不適切。仲介者は双方から依頼を受けるため、いずれか一方の利益のみを優先的に取り扱うことはできない。
適切。円滑な手続を重視する場合の仲介者の活用例に当たる。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » M&A実務 » 仲介者の活用が向いている場面
正解
4
解説
ガイドラインの比較表では、仲介者は双方と契約し、双方の意向を一元的に把握して共通の目的であるM&Aの成立を目指して助言・調整を行うとされ、自社にとって最も有利な条件で成立させることだけを重視するのではなく、仲介者が双方とコミュニケーションをとることを通じて円滑に手続を進めることを重視する場合が活用例とされている。