中小M&A資格試験 第5回 倫理・行動規範 問3(全15問)
譲り渡し側Y社のFAであるXは、譲り受け候補としてP社とQ社から意向表明を受けた。P社の提示条件(譲渡額・従業員の雇用継続)はQ社より明らかに良いが、Q社はXの関連会社であり、Q社と成約すればXのグループに追加の利益が入る。Xの対応として、スキルマップの倫理・行動規範に照らして最も適切なものはどれか。
適切。関係を明らかにし、正確な情報で顧客の意思決定を支援している。
禁忌肢。顧客の意思を尊重せず、関係者の利益を優先する行為であり、明らかに反する(倫理6条・7条)。
禁忌肢。顧客の利益を犠牲にして自らの関係者の利益を追求する行為であり、明らかに反する(倫理7条)。
不適切。根拠なく断定的に勧めることは、顧客の利益の実現にも、不確実な事項の断定的判断を禁じる趣旨にも反する。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 倫理・行動規範 » 関係者の利益のために顧客の利益を犠牲にしない
正解
1
解説
倫理・行動規範は、顧客の意思を尊重し利益実現のための対応をすること(6条)、顧客や関係者の利益を犠牲にして支援者自らや関係者の利益を追求してはならないこと(7条)を定めている。支援者の関係者が取引の相手方となる場合は、その事実を明らかにし、条件を正確に示して顧客の意思決定を支援する必要がある。