中小M&A資格試験 第2回 法務 問2(全11問)
事業譲渡で譲り受けた機械設備が、品質に関して契約の内容に適合しないものであった。民法の売買の規定に照らして、買主(譲受人)の権利に関する記述として最も適切なものはどれか(契約に特段の定めはないものとする)。
誤り。売主は、買主に不相当な負担を課さないときは、請求と異なる方法で追完できる(562条1項ただし書)。
誤り。原則は相当の期間を定めて追完を催告し、その期間内に追完がないときに減額請求できる。催告不要は追完不能などの場合に限られる(563条)。
誤り。損害賠償請求や解除も妨げられない(564条)。
正しい(566条)。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 法務 » 契約不適合責任
正解
4
解説
民法は、契約不適合の場合に買主の追完請求(562条)、代金減額請求(563条)、損害賠償・解除(564条)を認める。種類・品質の不適合は、買主が知った時から1年以内に通知しないと権利を行使できない(566条。売主が引渡し時に悪意・重過失の場合を除く)。最終契約では、こうした民法の規定とは別に表明保証・補償条項で手当てすることが多い。