中小M&A資格試験 第2回 法務 問6(全11問)
上場会社Y社は、非上場会社Z社の株式を取得するM&Aについて、Z社の株主である経営者と交渉している。この交渉の過程で、Y社の業務に関する重要事実(未公表)を知った者の行為に関する記述として、金融商品取引法166条に照らして最も適切なものはどれか。
正しい(166条1項4号)。
誤り。上場会社と契約の締結の交渉をしている者は、役員等でなくても会社関係者に当たる(166条1項4号)。
誤り。会社関係者でなくなった後1年以内の者も同様に規制される(166条1項後段)。
誤り。合併・分割による承継やデリバティブ取引も「売買等」に含まれる(166条1項)。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 法務 » インサイダー取引規制
正解
1
解説
金融商品取引法166条は、上場会社等と契約を締結している者や締結の交渉をしている者(法人の場合はその役員等を含む)が、契約の締結・交渉・履行に関し重要事実を知った場合、公表前の特定有価証券等の売買等を禁止する。会社関係者でなくなった後1年以内の者も同様。売買等には合併・分割による承継やデリバティブ取引も含まれる。M&Aの支援者も、交渉中の情報の取扱いに注意が必要である。