中小M&A資格試験 第5回 倫理・行動規範 問8(全15問)
仲介者Eは、譲り渡し側F社と譲り受け側G社の双方と仲介契約を結んでいる。最終契約の交渉中に、Eは、G社が過去の別のM&Aで譲り渡し側の経営者保証を移行させる約束を履行しなかったという情報を、業界内の情報共有の仕組みを通じて得た。Eの対応として、ガイドラインに照らして最も適切なものはどれか。
禁忌肢。一方当事者にとって不利な情報を認識しながら秘匿することは、仲介者の禁止行為であり明らかに反する。
不適切。取得した情報の内容を精査した上で対応する必要がある。断定的な伝え方は不適切である。
不適切。担当者レベルに留めず組織的に共有し、譲り渡し側に開示する必要がある。
適切。組織的な共有、譲り渡し側への開示、慎重な検討を行っている。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 倫理・行動規範 » 仲介者が得た譲り受け側の不適切な行為の情報
正解
4
解説
ガイドラインは、不適切な譲り受け側に係る情報を取得した場合、担当者レベルに留めず組織的に共有し、マッチング支援の提供を慎重に検討する体制を構築するよう求めている。また、仲介者は両当事者間で利益が対立する事項(一方当事者にとって有利・不利な情報を含む)を認識した場合は各当事者に適時に明示的に開示することが求められ、譲り受け側の不適切な行為に係る情報を得ている場合には、譲り渡し側に開示することが求められる。