中小M&A資格試験 第4回 倫理・行動規範 問10(全15問)
譲り渡し側A社の社長は、早期のマッチングを強く希望しており、FAのB社に「候補先への社名の開示(ネームクリア)は、いちいち確認しなくてよいので任せる」と話している。B社の対応として、ガイドラインに照らして最も適切なものはどれか。
適切。ガイドラインが求める3つの対応である。
禁忌肢。包括的にネームクリア先を一任すべきではないとされており、明らかに反する。
禁忌肢。ネームクリア先となる候補先との秘密保持契約の締結は必須であり、明らかに反する。
不適切。譲り渡し側からの指示があった場合には、速やかにネームクリアを中止する旨を確約する必要がある。
選択肢を押すと答え合わせができます。
論点
中小M&A資格試験 » 倫理・行動規範 » 一定の基準によるネームクリア先の選定
正解
1
解説
ネームクリアは原則として候補先ごとに個別に同意を得て行う。譲り渡し側が早期のマッチングを希望する場合等は、一定の基準の下で仲介者・FAがネームクリア先を選定することも考えられるが、包括的に一任すべきではなく、①個別同意が通常であることと一任による希望しない先への開示のリスクを明示的に説明し意向を確認すること、②可能な限り具体的な基準を設定すること、③指示があれば速やかに中止することを明示的に確約することが必要である。この場合でも候補先との秘密保持契約の締結は必須である。